2007-06-06 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
○赤城国務大臣 農地制度をどうするかということは、今、品目横断対策とか米政策大綱の改革とか、農地、水、環境対策、そういうことに取り組んでおるわけですけれども、残された国内対策の最大の、また一番難しい分野だと思っております。 御指摘のように、いろいろな会議とか民間の委員の方からいろいろな御提言があります。
○赤城国務大臣 農地制度をどうするかということは、今、品目横断対策とか米政策大綱の改革とか、農地、水、環境対策、そういうことに取り組んでおるわけですけれども、残された国内対策の最大の、また一番難しい分野だと思っております。 御指摘のように、いろいろな会議とか民間の委員の方からいろいろな御提言があります。
○福田(昭)委員 それでは、続いて、米政策大綱及び品目横断的経営安定対策、並びに農地、水、環境向上対策における農協の役割というものはどんなものが期待されているのか、教えていただきたいと思います。
それ以降は農業者と農業団体でやっていきなさいということに今なっているんですが、今までの生産調整でも難しいのに、ますます難しくしておいて、後は手を引くからおまえたちやれということでは、これは到底受けられないわけでありまして、これは米政策大綱のやはり生産調整に対する国の責任というところからもう一度考えていただきたいと、そう思っております。
平成十六年から米政策大綱が変わるということの中で、十五年に一年間かけて協議をして、十六年の四月十一日に法人を立ち上げたところでございます。今考えてみますと、丸二年を今過ぎたところでございますけれども、いち早くこういった法人を立ち上げてよかったなと今反省をしているところでございます。 二百二十四名が構成員です。
その中で、我々の自民党の中でも、また政府におきましても、減反政策につきまして、米政策大綱ということで大きな転換をいたしたところでございまして、今までのようなばらまき等々ではなくて、本当に農業をやっていこう、本当に農業によって食べていこう、農業を産業としよう、そういう方々に対してきちんと評価するような政策をこれからやっていかなくてはいけない、そのように思っております。
米政策大綱により平成二十二年までに実現を目指す米づくりの本来あるべき姿に描かれた、効率的かつ安定的な農家経営が相当部分を占める生産構造の確立を実現するための第一歩として政府が今年度からスタートさせたはずのこの政策が、農家経営の危機的状況を救済することなく、これを放置することがあるなれば、私はあってはならないと思いますけれども、まず、こういう状況の中で、政府が目指す効率的かつ安定的な農家経営、これはいかなるものであるか
○山本(喜)委員 この中山間地の直接支払いにも関連しますが、米政策大綱というものの所得補償の考え方についてもお伺いしていきたいと思います。 今、水田農業ビジョンということで担い手を明確化する話し合いが各地で取り組まれているわけでございます。しかしながら、その中山間地というところではなかなか難しいという声が出されています。
と、米政策大綱には書かれております。 ただしかし、こうなりますと、いわば無農薬栽培とか有機栽培で米づくりをしている方々にとりましては、当然のことながら通常の米づくりから比べて単収がかなり落ちるわけですから、かなりな不利益をこうむってしまう。こういった点に関してどういう対応を考えられているのか、お答えいただければと思います。
○亀井国務大臣 農政改革の推進につきましては、WTO交渉のいかんにかかわらずこれは極めて重要なことでございまして、食料・農業・農村基本法を踏まえまして、昨年十二月に策定した米政策大綱に沿ったかつてない米政策改革の遂行を今しておるわけでありまして、我が国農業の礎でありますいわゆる稲作農業の将来にわたる発展に力を尽くしてまいらなければならない、こう思っております。
しかし、今回の主要食糧法の改正、その前提となる米政策大綱、改革大綱の方向は多くの農民のこうした期待を裏切るものと、それだけではなくて、大多数の農民を生産現場から締め出すものだというふうに言わざるを得ないと思います。 次に、なぜそうしたふうに考えるのかという点を申し上げたいと思います。 法案では、生産調整について、生産者の自主的な努力を言っております。
○川村政府参考人 先ほどお答えいたしましたとおり、昨年、米政策大綱を取りまとめて公表したということを申し上げました。
平成九年には米政策大綱、平成十一年には水田を中心とした土地利用型農業活性化対策大綱、平成十二年には緊急総合米対策が講じられました。そして、今回、抜本的な米政策の転換を行おうと今しています。 そこで、先ほど大臣が御答弁になった全量買上げの食管法に代わる現行食糧法が果たした役割、問題点についてどういうふうにお考えになるのか、その問題点をどう御認識をしておられるのか、お尋ねをしたいと思います。
そしてさらに自給率の問題でありますけれども、これは、米政策大綱を踏まえまして、先ほど申し上げました需給調整システムの改革であるとか流通制度あるいは経営改革、構造改革を実施することによりまして、自給率の向上に努めてまいりたい。
○二田委員 まさに私どももそういう方針に基づいて今回の米政策大綱というものを策定いたしておるということは、それは方法論の違いはあっても目的とするところは同じでございますので、そこのところはよく御理解を、そしてまた申し述べておきたい、こう思っております。
そういう意味では、全国の生産者とか農業団体の関係者に改革の趣旨が十分に理解されて、関係者の意識改革がされるというふうにきっと思ってこの改革をなさるんだろうと思うんですが、アンケート調査によりましても、実は、この稲作部門が一位である農家三千戸を対象に調査をしても、このお米政策大綱の決定プロセスについての評価というのは、評価しているというのも四割ありますが、一方では、研究会で議論された中身についてはよく
ここで米政策大綱をやるんですけれども、こういうことは視野に入れているんでしょうか。それとも、かつての需給計画のような見通しで、とりあえず視野には置いていないんですか。どうですか。
それで、うまい方法はないかということで考えて、今度の米政策大綱を出した。わかりやすくて透明性で効率性、これでうまくいくんだろうというふうにおっしゃっているんですが、私、さっきも、この間三年置きぐらいにいつも政策を変えてきたので、今度の政策も、今までと違って今度こそ大丈夫だと。
○堀込委員 そこで、今度の米政策大綱あるいはこの法改正を、なぜ、どういう動機で出してきたかという点であります。 研究会の最終報告では、「我が国の水田農業政策と米政策は、関係者の度重なる努力にも関わらず、今日一段と混迷の度を深め、もはや放置できない状況を呈している。とりわけ供給調整をめぐる施策と取組については、不公平・不公平感の問題が渦巻いており、関係者の間に閉塞感がつのるばかりである。」
今回の米政策大綱を説明したパンフレットというのは、全国で二百万部配布されたということでありますけれども、私の集落の隅々にも配布されていたことを私も確認しています。そのパンフレットでも、改革実行の留意点として、わかりやすさ、効率性、透明性、この三点を挙げているわけであります。
それから、先ほど言いましたように、私どもとして明確にこの集落型の営農を担い手として位置づけるんだという方向を昨年の米政策大綱で打ち出しましたので、それに呼応する形で、各地で今、集落レベルでの話し合い等も始まっております。そういう意味で、私どもとして、今現実に大体どの程度という見通しは残念ながらお答えできないわけでございますが、かなりの取り組みを期待しているところでございます。
したがって、昨年十二月に策定した米政策大綱を即座に実行に移す必要がある、このように考えます。 そこで、我が国の水田農業政策、米政策をめぐる状況が、四十年近く、国任せ、補助金支援で、米は売れる、国が買い上げてくれるものだという考えが深くしみついていたのではないかと思います。生産者みずからが考えて農業を営むという形、そういったものではなかった。
ただ、委員も御案内のとおり、今回の米政策大綱の部分を含めまして、基本要綱を作りまして、その中で各地で地域水田農業ビジョンというものを作ることになっておりまして、地域での精力的な話合いで、だれがその地域の水田農業を担うのかということで精力的な話合いを行うということになっておりますので、今後、またこういう動きが活発化すれば、そういう母体は更に広がっていくものというふうに考えているところでございます。
○紙智子君 米政策大綱で二〇〇四年度の概算要求までに求めるとしている担い手経営安定対策の対象、これは特定農業団体の中から、言わばこれ全体じゃなくて、経営規模によって更に選んでいくということになるんですか。
今回、政府案として出された新食糧法の改正案あるいは米政策大綱等によりますと、補助金制度がある程度整理されて三本のものになっている。この補助金制度についてお聞きをしたいと思います。 最初に、産地づくり推進交付金制度というのがある。
○山内(功)分科員 私は、今回の米政策大綱で示されたような助成措置を講じることは、これもやってみないとわからないことですよね。またもう一つ議論があって、二千数百億のお金を一切助成措置には使わないで、農業者の所得を直接補償する措置をとるべきではないかという議論も、私たちの農水部門会議ではやっているんですね。
○国務大臣(大島理森君) 米政策大綱の決定過程でございますが、今年の一月に生産調整に関する研究会を設置しまして、ガラス張りの中、オープンな形で四十六回にわたる論議を積み重ねました。